理系×資産運用業界培ってきた力を活かしつつ、
新しい知識を吸収。
その道のプロフェッショナルを
目指す。

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(左)W 2021年入社 工芸科学研究科修了 / インデックス運用部 国内株式ファンドマネジャー
(右)U 2021年入社 工学系研究科修了 / 債券運用部 外国債券ファンドマネジャー

(上)W 2021年入社 工芸科学研究科修了 /
インデックス運用部 国内株式ファンドマネジャー
(下)U 2021年入社 工学系研究科修了 /
債券運用部 外国債券ファンドマネジャー

多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍している当社。
今回は、「理系出身」という共通点がある同期入社の2人に、入社のきっかけや普段の業務内容、目標について聞きました。

理系×資産運用業界に可能性を感じて

W
大学院でAI・データサイエンスを学びました。就職活動はIT業界を軸に考えていましたが、当社の説明会に参加して、資産運用業界の動向や必要とされる技術領域を知り、自分に適性があるのではないかと考えました。当時は今ほどAI・データサイエンスの技術が取り入れられていなかったので、業界のさらなる発展に貢献できるのではないかなと。そして、当社が人材の多様性を重視していることや、自己啓発支援に力を入れていることに魅力を感じ、入社を決めました。
U
有機金属化学の研究室で、毎日が実験という大学院生活でした。もともと化学系メーカー志望でしたが、ある日「理系人材が活躍できる金融業界」というコラムを読んで、資産運用業界の存在やファンドマネジャーの仕事を知り、興味が湧きました。先ほど彼が挙げていたように幅広いバックグラウンドの人材を採用したいという熱い思いや、社員の皆さんの温かさに惹かれたのが入社の決め手です。

想像より多かった理系出身者

W
入社前に抱いていたイメージより理系出身者が多いなと感じました。ただ、理系・文系問わず数字に強く、データ収集や分析を得意とする方が多い印象です。
U
たしかに。思っていたより理系の方が多く、私もとても驚いたのを覚えています。入社した頃はランチや飲み会で、同期や先輩と修士論文の大変さを労ったり、研究テーマを話題にしたりすることも。宇宙物理学や素粒子の研究をしていた方もいたりと、本当にいろいろな人が当社で活躍していると実感しましたね。

自己研鑽し業務の質を上げる

U

主に外国債券への投資を行う部署に所属しています。朝は前夜に海外マーケットで起きたイベントや資産の値動きのチェックを行い、日中は発注などファンドのオペレーションやリサーチ、分析に基づいた投資戦略の考案などを行っています。

また、投資対象が外国債券であることから各国の政府関係者とミーティングも行います。これまで30回以上参加し、現地に住む方の生の声を聞くことで、ネットや資料の情報をリアルに捉えられる重要な機会だと感じています。当初は英語を話すことに抵抗があり萎縮しがちでしたが、会社の自己啓発支援制度を利用して、ネイティブスピーカーとのビジネス英会話を学び、少しずつ自信がつきました。

W

私も運用部ですが、国内株式インデックスファンドを扱う部署に所属しています。主な業務は、お客さまからの購入・解約申込に合わせた発注業務や運用状況のモニタリング、ファンドの収益率を向上させるためのデータ分析などです。

大切にしているのは、お客さまの収益やライフプランのために、常に最先端の技術をキャッチアップしてファンドの運用に活かすこと。彼と同じように自己啓発支援制度を活用してオンライン学習をしているほか、変わりゆくトレンドが一番よく現れるのが論文だと思うので、新技術について書かれた海外の論文を読むようにしています。ちょうど最近、生成AI×金融分野に関する論文に刺激を受け、自分でも挑戦するために準備を始めました。

理系として培ってきた力を礎に

U
実は入社前から、研究内容と業務内容は合致しないものの、理系というバックグラウンドとファンドマネジャーの仕事は相性が良いのではないかと考えていました。研究のプロセスは、仮説を立て、実験などで検証し、得られた結果に対して考察を行い、考察を基に再評価をする…というサイクルが基本です。これは、運用プロセスにも通じるものがあり、培ってきた力を活かせているように思います。
W

私も就職活動中はプロセスの共通点について考えたことがなかったけれど、たしかにそうだね。あとはやはり、自分の得意分野で貢献できることが嬉しいです。入社1年目の秋から自分のアイデアで株式相場の変動とファンドパフォーマンスの相関関係などを分析し、約1年かけてファンドの収益率低下を防ぐ機械学習モデルを開発できたときは、大きな手応えを感じました。

また、プログラミングによって業務の自動化ツールを作成し、業務時間削減につなげられたときもやりがいを感じます。極端に言えば、全業務に効率化の余地があると考えているので、チームの皆さんがファンドの収益率を上げるためにより効率的に時間を使えるよう、先輩や上司に相談しながら優先度の高いものから着手したいです。

U
素晴らしい…!私は彼ほどの大作を手がけているわけではないですが、同じようなモチベーションがあります。特に最初の1年間は先輩方に困っていることはないかを積極的にヒアリングし、どうすれば貢献できるかを考えました。そして、シニアクラスのファンドマネジャーが抱えている業務の中で若手でも対応可能なものや、業務の優先度から着手できていない改善点を見つけ、率先して引き受けるように心がけました。同時に、自分に足りないと感じていた金融知識を証券アナリストの資格取得などを通じて身につけ、徐々にできることを増やし、今があります。

受け止めてもらえる安心感

U
私が所属している部署は論理的で冷静な先輩方が多いのですが、仕事のやり取りでは成長につながるような投げかけをもらえるなど、優しさや温かみを感じます。ウクライナ情勢について類似ケースを主体的に調査し情報連携したときは、多くの先輩に興味を持ってもらえたことが嬉しく、期待を超えていきたいという思いがより強くなりました。
W
私も発表したり相談したりするときに、否定的なことを言われた経験は一度もないですね。「もっとこうしてみたらどうだろう」というようなプラスの意見をもらえると、安心感がありますし、業務に活かしやすいです。

プロフェッショナルとしての貢献を目指す

W
自分自身の強みであるプログラミングスキルを活かして、当社全体のIT意識の向上やスキルアップへの貢献を目指していきたいです。そして、より高度なファンド運用ができる環境を作り上げていきたいと思います。
U
今は若手としての視点や分析を期待されて先輩方に投資提案を行っていますが、将来的には自分の投資判断でファンドを運用し、お客さまの資産を殖やすという外国債券運用のプロフェッショナルになりたいと思います。自分を日々見つめ直し、業務に誠実に向き合い続けていきたいです。

これからも良き同期・仲間として

U
初めて「理系出身」という同じバックグラウンドがあると知ったときは、嬉しかったし親近感を抱きましたね。今は、培ってきた専門性をさらに高めて業務に活かそうとする彼の姿勢を、同期として、仲間として尊敬しています。
W
ありがとう。私は彼に対して誰とでも打ち解けられて頼りにされるような人だなという第一印象があって、今も変わりませんね。仕事で困ったときやプライベートで何かあったら相談できる良い同期だなと思います。
U
初めて言われた気がします(笑)
今後もそれぞれのキャリアを歩んでいき、お互いに刺激を与えながらその道のプロフェッショナルとして活躍していきたいですね。