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グロプレ10周年に携わった人たち

グロプレ誕生から10周年に至るまでの
軌跡とグロプレに込める思い!

当ファンドは、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・リミテッドに運用指図の権限を委託しています。

⑨ アクティブ運用*1への情熱

吉見 旨訓
モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント
運用部 ポートフォリオ・スペシャリスト

1999年にモルガン・スタンレーに入社。それ以前はソロモン・ブラザース(アジア)証券会社で株式デリバティブのトレーディング・セールス等に従事した後、大和投資顧問株式会社において年金資金を日本株・アジア株で運用。モルガン・スタンレー入社後は運用部に所属して多様な外株ファンドの運用をサポートし、2005年以降はグロプレの基盤となるグローバル・フランチャイズ運用戦略*2を主に担当。CFA協会認定証券アナリスト。

アクティブ運用の醍醐味を教えてください。

ベンチマークをアウトパフォーム出来ないアクティブ運用が目立つ環境下では、運用手数料が低いインデックス運用*3の魅力が喧伝されやすくなると考えます。その際に見落とされがちだと考えるリスク指標で、個人投資家に身近なものが価格変動性(リスク)です。グローバル株式インデックス運用の価格変動性は、投資対象株式や地域により異なるため一概に低いとは言えません。一方で、過去においてグローバル・フランチャイズ運用戦略は、業績が安定している銘柄を中心に組み入れているため、市場全体(先進国株式)と比べ価格変動性が低いという特徴がありました。
アクティブ運用に投資する際、個人投資家においてはそれを自分で見極める必要があります。当運用戦略が市場全体(先進国株式)をアウトパフォームした理由は自明の理であり、市場全体(先進国株式)よりも魅力的な企業のみに集中投資していたからだと考えるからです。魅力的な企業の意味は運用戦略次第で変わるものの、当運用戦略では一例として「長期にわたり継続的に利益が増加すると考える企業のこと」を指します。
株価パフォーマンスはPER(株価収益率)の変化とEPS(一株当たり利益)の変化に分解できますが、PERは市場環境で変化する一方、EPSは個別企業の努力次第で安定的に増加し得ると考えます。当運用戦略では、EPSが安定的に増加する可能性が高いと考える企業に投資するため、市場環境の悪化でPERが低下する局面でも、EPSが支えとなり株価下落の抑制が期待されます。そして、EPSの増加を支えるのは売上の増加と利益率の維持です。従って当運用戦略では、継続的な売上成長と価格決定力のある企業を求め、それはつまり有力な無形資産を持つ企業であり、その探求がアクティブ運用の醍醐味だと考えます。

  • *1アクティブ運用とは、市場平均を上回る運用成果を目指す運用手法を指します。アクティブ運用においては、ファンドマネジャーが、独自の判断や投資戦略に基づき運用を行います。グロプレは、世界各国の株式のうち、プレミアム企業の株式に投資を行い、中長期的な値上がり益の獲得を目指します。
  • *2グローバル・フランチャイズ運用戦略は、当ファンドのマザーファンドの運用指図権限の委託先であるモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・リミテッドによって運用されているファンドの運用戦略です。当ファンドが投資するマザーファンドと同様の運用プロセスを用いておりますが、当ファンドの運用実績とは異なります。
  • *3インデックス運用とは、日経平均株価やTOPIXなど指数(インデックス)の値動きに連動した運用成果を目指す運用をいいます。

私のグロプレに込める思い!

キーチャートとともに!

  • ファンドのリターンは分かり易い判断基準ですが、価格変動性(リスク)にも留意する必要があると考えます。リターンの高いファンドは一般的に価格変動性(リスク)も高く、価格が大きく下がった局面では動揺し、安値で売ってしまうかもしれません。
  • 過去においてグローバル・フランチャイズ運用戦略は市場全体(先進国株式)よりも低いリスクで、高いリターンを上げてきました。
  • 出所:モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成
  • ・グローバル・フランチャイズは、運用報酬控除前、米ドルベース、配当および収益再投資のパフォーマンスを表しています。
  • ・運用実績におけるリターンは月次騰落率の平均を年率換算(月次騰落率の平均×12)したものであり、リスクは月次騰落率の標準偏差を年率換算したものです。
  • ・先進国株式および各業種別指数は、MSCI ワールド インデックス(税引き後配当込み米ドルベース)を使用しています。同指数に対する著作権およびその他知的財産権はすべてMSCI Inc.に帰属します。業種はGICS(世界産業分類基準)のセクター分類に基づいています。

上記は、モルガン・スタンレー・グローバル・フランチャイズ・コンポジット*(以下、グローバル・フランチャイズ)のパフォーマンスを表しています。グローバル・フランチャイズは、マザーファンドの委託先であるモルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント・リミテッドによって運用され、当ファンドが投資するマザーファンドと同様の運用プロセスを用いておりますが、当ファンドの運用実績とは直接的な関係はありません。また、当ファンドの将来の成果を示唆・保証するものではありません。グローバル・フランチャイズの設定日は1996年3月31日。*コンポジットとは、運用のパフォーマンス測定のため、類似の投資目的、投資戦略に基づき運用される複数のファンドをまとめたものをいいます。また、市場推移の参考として先進国株式指数と比較していますが、当指数は当ファンドのベンチマークではありません。グローバル・フランチャイズのデータ基準は、2021年4月時点から変更されています。そのため一部過去データが変更されています。

※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、為替・税金・手数料等を考慮していません。また、将来の市場環境の変動等により、上記運用方針が変更される場合があります。

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