eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) ぶっちゃけ全世界株式ってどうなの? eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) ぶっちゃけ全世界株式ってどうなの? eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)

ネット証券で高い人気を誇る全世界株式インデックスファンド。中でも時価総額加重平均インデックス(MSCI AC(オール・カントリー)ワールド・インデックス等)に連動するファンドが主流ですが、果たしてそれがインデックス投資における唯一の考え方なのでしょうか。eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)が連動を目指す3地域均等型インデックスの特性について、以下の3名に語ってもらいました。

*当サイトにおいて、東証株価指数(TOPIX)、MSCI コクサイ インデックス、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの各株式指数を均等に組み合わせた合成指数を指します。

山崎氏、小松原氏、代田

山崎元氏
:株式会社マイベンチマーク 代表、
楽天証券経済研究所 客員研究員等
小松原宰明氏
:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン CIO
代田秀雄
:三菱UFJ国際投信 取締役

※2018/3/27に、三菱UFJ国際投信本社にて、投資信託ブロガーの方々にお集まり頂き、ブロガーミーティングを開催しました。
当サイトは当該イベントでの3名の発言要旨をまとめたものです。

三菱UFJ国際投信では、今年に入って、eMAXIS Slimシリーズで「全世界株式(除く日本)」と「全世界株式(3地域均等型)」の2本を新規設定しました。それぞれ、MSCI AC ワールド インデックス(除く日本)、3地域均等型インデックスへの連動を目指すインデックスファンドです。
「除く日本」は歓迎する声が聞こえてきますが、「3地域均等型」の方は狙いが伝わっていないのか、あまり反応が聞こえてこないですね。

時価総額で加重平均されているインデックスが数多くあり、それを好む投資家が多いようですが、投資家にとってそのウェイトが本当に良いのか、というところは議論する必要がありますね。

まず私たちが考えたこととして、MSCI AC ワールド インデックスでは国内株式の比率が8%程度になるのですが、日本に暮らす我々にとってその比率は少なすぎないか、ということです。

世界株式インデックス国別構成比率 世界株式インデックス国別構成比率 世界株式インデックス国別構成比率

また、今後の経済成長を考えたときには、新興国の比率が10%程度というのは少なすぎないか、ということです。例えば中国の比率で言えば左は3.3%ですが、右では9.1%になります。

出所:Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成

※四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

※3地域均等型インデックスは、TOPIX、MSCI コクサイ インデックスおよびMSCI エマージング・マーケット・インデックスの各対象インデックスを均等に組み合わせた合成指数をいいます。

※上記は指数を使用しています。指数については【当サイトで使用している指数について】をご覧ください。

※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。

※上記は、当社が考える一例であり、投資家ごとにその知識、経験、財産の状況、および投資目的は異なることから全ての投資家に当てはまるものではありません。

一点目について、公的年金の運用の議論から引用すると、日頃使うお金が円であるわけだし、我々が問題にしなければならないのは円ベース資産のインフレ率です。
この時に、ある程度日本株を持つということがヘッジになる面はあります。

過去15年間のインデックスによるパフォーマンスを見てみると、3地域均等型インデックスが加重平均の全世界株式を上回っています。

各インデックスの推移(円ベース)

出所:Bloombergのデータを基に三菱UFJ国際投信作成

※3地域均等型インデックスは、TOPIX、MSCI コクサイ インデックスおよびMSCI エマージング・マーケット・インデックスの各株式指数を毎月末等金額リバランスを行ったものとして計算しています。

※計測期間が異なる場合は、結果も異なる点にご注意ください。

※上記は指数を使用しています。指数については【当サイトで使用している指数について】をご覧ください。

※上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。また、配当・税金・手数料等を考慮しておりません。

先ほど申し上げたように、新興国は今後の経済成長が期待されておりますが、新興国株の比率は全世界株式のインデックスより3地域均等型インデックスの方が高くなっています。

パフォーマンスの話が出たので、リスクとリターンという面から補足させていただきます。当社で算出している各国の期待リターンと推計リスクを前提とすると、全世界株(3地域均等型)は下図の青色のに位置します。3地域均等型は、現時点ではほぼ効率的フロンティア上に位置し、資産の組み合わせとしては最適なものの一つと計算されています。

「3地域均等型」と各資産の期待リターンと推計リスクのイメージ

Copyright © 2018 Ibbotson Associates Japan, Inc.

*効率的フロンティアとは、選択が可能とされるポートフォリオにおける資産配分の中で、最も投資家にとって有利と判断がなされる選択肢が集合したものです。(上図紫色の曲線)。

出所:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社

※上記コンテンツはイボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社において算出された、「国内株式」、「先進国株式(除く日本)」、「新興国株式」、の期待リターンと推計リスク、それらを前提とした当該3資産による効率的フロンティア、および「全世界株式」、「3地域均等型」の期待リターンと推計リスクを示したものです。これらはいずれもイボットソン・アソシエイツジャパン株式会社のデータ、モデルを基にしており、また、将来のリスクとリターンや3地域均等型が効率的フロンティア上に位置することを約束するものではありません。

※上記のコンテンツはイボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社の著作物です。イボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社の承諾なしの利用、複製等は損害賠償、著作権法の罰則の対象となります。

※新興国株式:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(グロス、円ベース)、先進国株式(除く日本):MSCI コクサイ インデックス(グロス、円ベース)、国内株式:TOPIX、全世界株式:MSCI AC ワールド インデックス(グロス、円ベース)、3地域均等型:新興国株式、先進国株式(除く日本)、国内株式の3資産を均等に組み合わせた合成指数、毎月末リバランス

また別の観点になりますが、3地域固定になっているというところが非常にわかりやすいと思います。iDeCoやNISA、一般的な課税口座など、個人が複数の場所で運用をすることが多くなっている中で、いろんな商品をごちゃごちゃ持っていると、おそらく全体のウエイトがきちんと管理できないと思います。そういう意味では、3地域均等型のファンドであれば、全体を把握しやすいのではないでしょうか。

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