三菱UFJアセットマネジメント

リスクを軽減する投資方法

資産運用において大切なことは、市場の急変に備えて投資先や投資期間・時期などを分散させ、リスクを軽減することです。
資産運用では「卵は1つのカゴに盛るな」という例えをよく使います。割れやすい卵を1つのカゴに盛ると、そのカゴを落としてしまった場合、全ての卵が割れてしまう可能性があります。卵を複数のカゴに分けて盛ることで、1つのカゴを落としても他のカゴの卵は影響を受けずに済みます。このように、資産運用においては、リスクを分散させることが重要となります。

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資産の分散

1つの資産だけに投資していると、その資産が下落したとき、投資資産すべてが値下がりしてしまいます。
しかし、値動きの異なる複数の資産に分散投資することで、ある資産が下落しても他の資産でカバーできる可能性があります。

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長期保有

相場は、短期間でみると一時的な要因により大きく変動することがあります。
過去のデータをみると、長期保有することで、保有期間を通してのリターンがマイナスとなる確率が低下しました。
下記の例では、保有期間10年間の損失発生回数はゼロという結果になりました。

4資産分散の期間別年率リターン(円換算ベース)(期間:1996年12月末~2022年4月末)保有期間1年 最大値:38.2%、最小値:-30.4%、2021年4月末から2022年4月末まで保有した場合のリターン(年率換算):4.8%、損失発生回数:293回中91回。保有期間5年 最大値:13.0%、最小値:-6.5%、2017年4月末から2022年4月末まで保有した場合のリターン(年率換算):6.4%、損失発生回数:245回中46回。保有期間10年 最大値:9.9%、最小値:0.1%、2012年4月末から2022年4月末まで保有した場合のリターン(年率換算):8.8%、損失発生回数:185回中0回。

(出所)Bloombergのデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成

  • 上記は指数(株式は配当込)を使用しています。国内債券:NOMURA-BPI総合、先進国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本)、国内株式:東証株価指数(TOPIX)、先進国株式:MSCI コクサイ インデックス。
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  • 先進国債券、先進国株式は、米ドルベースの指数を使用しており三菱UFJアセットマネジメントが円換算しています。
  • 4資産は、国内債券・先進国債券・国内株式・先進国株式の年間リターンの平均値です。月次でリバランスしています。
  • 上記は、過去の実績・状況または作成時点での見通し・分析であり、将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
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時間の分散

一度にすべてのお金を投資するのではなく、購入時期を分散することで、高値づかみとなる可能性を低減させることができます。
定期的に一定金額で同一のファンドを購入すると、基準価額が高い時には購入口数が少なくなりますが、低い時には購入口数が多くなり、結果として購入単価を平準化することができます。これが「ドルコスト平均法」という投資方法です。

一度に全額を投資した場合と複数回に分けて投資した場合の比較
  • 購入口数=購入金額÷基準価額×10,000口。小数点以下切り上げで計算しています。また、購入時の手数料は考慮していません。
  • 上記はあくまでもシミュレーションであり、特定のファンドの基準価額の推移を示唆するものではありません。
  • 特定の投資対象が値上がり続けたり、一旦上がってその後下落する場合等は、購入時期を分散させるよりも一度に全額投資した方が結果的に有利になる場合があります。

リスクを分散するつみたて投資という投資方法

投資信託でつみたて投資を利用すれば「時間の分散」ができ、投資のタイミングで悩むことなくコツコツと長期的な資産形成ができます。
また、投資対象が異なる複数の投資信託を定期的に購入すれば「資産の分散」が可能です。

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